さて、今回は最近結婚式を実際に行った、B.アウルとP.アウルの実体験をもとに結婚式の準備のスケジュール感やお金の使い所をご紹介します。
良くも悪くも世の中、お金で時間を買う仕組みになっているので、しっかりと必要・不必要をみて、スケジュールを組んでいきましょう。
目次
結婚式の準備に必要な時間はどれくらい?【全体スケジュールを理解する】
早速ですが、まずは以下を御覧ください
【一般的なタスク】
会場検討
- 両家両親に相談(できればなおよし)
- 両家の招待人数、呼びたい人たちの大体の人数把握する
- 会場の場所を絞る
- 下見の日程を決める
- 下見する
- 比較検討して、決める(大体1年後くらいになる)
結婚式・披露宴準備
- プランナーとの挨拶
- 両家親族への挨拶
- 招待状準備
- 衣装選び、アクセサリー選び
- イベント検討
- 曲選び
- 動画制作
- 引出物選び
- 席次表作成
- 受付など検討
- スピーチ、挨拶文検討
他
- 結婚指輪
- 二次会検討
【私の場合のスケジュール】
月 | タスク |
10月 |
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11月 |
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12月 |
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1月 |
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2月 |
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3月 |
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4月 |
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5月 |
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6月 |
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7月 |
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8月 |
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9月 |
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10月(当月) |
結婚式当日 |
鬼ですね(笑
ご覧の通り、会場は約1年前には抑えます。
東京だと特にどこも人気の時期は予約が埋まりやすいので、激戦です。
だた打ち合わせなど具体的な式や披露宴の内容は6ヶ月前くらいから本格的に動き始めます。
それまでは衣装だったりの試着が入りながら何となく全体のイメージをしながら、具体的に誰を招待するのかを詰めていきます。
私達の場合は、もたもたしていたところもあるのでほぼ結婚式の前月から同月にタスクが集中し、結婚式前日の夜中まで作業をしていました(笑
そうならないために得た教訓をご紹介します!
クリティカルパス(抜けちゃまずいタスク)
仕事でもそうですが、期限があるものには絶対にその日までに決めないと、その後のタスク全部に影響するものがあります。
結婚式の準備においては以下は絶対に死守して下さい。逆にそれ以外は、なかったとしてもなんとかなります。
ポイント
- 招待状の送付
- 結婚指輪の購入
- 衣装の確定
- 引き出物の確定
- 席次表の作成
- 主賓への挨拶依頼
- 各所へのお支払
これをやっておけば、ひとまず結婚式と披露宴は決行できます。
時間のかけどころ、抜きどころ
全部を手作りでやる場合、相当のこだわりがある方か、費用をできるだけかけたくないと思われている方のどちらかではないでしょうか。
前者の場合、とことんやり抜いていただきたいと思う半面、かなり時間も労力もかかることを念頭に置く必要があります。
イベントの企画や装飾品の制作が好きなら良いのですが、そうじゃない場合や夫婦間で温度差がある場合喧嘩のきっかけになることもあります。
後者のできるだけ費用をかけないようにしたい方、に関してはかなりの時間を使うことになりますのであまりおすすめしません。
上手くお金をかけて時間削減するかをを決められるように、時間配分をしていきましょう。
全体の時間配分を考える
何を重要視するかですが、お金をかけない方法は自分たちの時間を使うことになります。
何にお金をかけて、何に時間をかけるのか、その配分が重要です。
比較的時間がかかるのは、クリエイティブなもの、人的工数がかかるものです。
例えば、映像の制作はクリエイティブも人件費もどうしてもかかるので、かなりの労力を要します。
招待状や席次表といったアイテムも、デザインやプリント、発送など作業がおおいです。
逆にお金をかければ、業者=プロがさくっとやってくれます。
結婚式においては、どうしても自分たちにしかできないことがあります。それをやった上で、時間と予算の兼ね合いをみながら、バランスを取る必要があります。
自分たちでやること
- 招待客選定
- 主賓選定
- 住所録作成
- 引き出物選定
- 衣装選定
- スピーチ分作成
これらは、自分たちでやるしかありません。誰かに丸投げできる内容ではないことを先に把握しておきましょう。
優先順位を先に決める
やることを決めたら、優先順位を決めましょう。
どこまで自分たちでやるか考える
1年前に会場を選定するため、準備には1年間あります。そのため余裕が出てきているように感じるかもしれませんが、実際はやることは上記の通りたくさんあります。
お金をかけるのか、時間をかけるのかは早い段階で決めておくに越したことはありません。
時間をかけるところ=自分たちがどういう結婚式にしたいか考えること
そもそも、主役はお二人です。二人がやっていて幸せになる、楽しめる。そういう会にするのが重要です。
時間がなくて揉めるのも、お金がなくて揉めるのも、二人にとっては幸せではないことでしょう。まずは、しっかり結婚式、披露宴の方向を決めることに時間を使いましょう。
お金で時間を買う方法
時間を優先するのか、お金を優先するのか、どうしても現実的にはこの2つの壁がたちはだかります。
時間は誰にでも有限です。できるだけ、時間をかけたくない気持ちはわかります。
とはいえお金も先の新婚旅行や結婚生活を考えると重要ですよね。
以下、投資効果が高い案件です。
比較的安く、リーズナブルに時間を買えるサービスですので参考にしてください。
正直プランナーさんに丸投げして、提案してもらう方法が楽ではありますが、同じ時間使う割には式場に依頼する場合割高になってくる部分はあるので、賢く外部業者を選択していきましょう。
とはいえ、余裕がある方はじゃんじゃんおすすめを受け入れて、タスクをこなしていきましょう。ケチっていると、スケジュール的に痛い目を見ることがありますので。(私がそうだった。。)
外注するならこれ
では、外注する上でのおすすめです。
この中で映像だけは私自身作ってきたところもあったので外注はせず全部手作りしました。
ハードルはそこまで高くないとは思いますが、こだわると時間がとてもかかるので、時間的な余裕がものすごくあるわけではない方には、自作はあまりおすすめしません。
外注おすすめ項目
- 招待状
- 席次表
- 引き出物
- 映像(動画)
- 写真
招待状
紙質やデザインの差を近づけると大きな差額は出ません。しかし1部単位の単価になるので、招待客が多い方は差額も大きくなる傾向にあります。
1部あたり大体300円位は安くなります。
席次表
かなり大きな差が出てきます。これも紙質やデザインの差が大きいところではありますが、ペーパーアイテムというくくりで考えたとき、同じ業者にすることで割引率が高くなったりします。サンプルももらえるので、ネット手間買ったとしても安心です。
一部あたり大体400円の差額がでます。
ただし、席次表の内容(実際の席順)はプランナーさんに確認してもらいましょう。上座、下座に加え、高砂に対する位置関係も重要なためです。
引き出物
一番差額が大きくなる部分です。また、後日郵送という手が使えるので、メリットが大きいのも特徴です。
郵送の引き出物に関してはこちらでも、詳しくは紹介していますのでご覧ください。
ちなみに、引き出物の持ち込みは禁止や追加費用がかかるケースがあるので、持ち込みを検討される場合は十分に注意してください。
映像(動画)
オープニング、プロフィール、エンドの3つのムービーを作るケースが多いので、それぞれどうするか考える必要があります。
一括で自作するか、外注するかを決めてしまってもいいですし、それぞれバラバラにできるところだけやるという方法でも問題はありません。
エンドムービーは流行りの式当日の映像をそのままハイライトで流すものなありますが、あちらは式場からの発注に限定されるので割高になります。10万円単位で高くなります。
外注する場合、専門業者か、フリーランスに依頼となるでしょう。
ちなみに自分で編集した時はざっくり全部で40時間くらいかけました。(こだわりすぎただけかも。。)
最近だとYouTubeが伸びたことで、動画製作者が激増していて、外注してもざっくり 大体3本で5万円程度です。※2020年1月時点
一番時間がかかるプロフィールムービーだけだと、3万円程度です。
写真
結婚式中の写真撮影は、金額よりも写真の納品方法で大きな違いが出てきます。
式場の業者の場合、アルバム単位での販売が主です。データの場合は金額が跳ね上がります。
また外部業者が入ることを禁止している式場も多くあるので、写真撮影は素人の友達に任せる、、ということにもなりクオリティに心配が出ます。
一方で良い方法があります。実際私も使った方法です。
ただ、ちょっとグレーゾーンなところなので、ちゃんと考えた上で選択はしていただきたいです。
簡単に説明すると、プロのカメラマンを「友人として」会場に招待しクオリティの高い写真を大量に安く撮影してもらえるという方法があります。
どうしても席代(食事代)はかかってきますが、頼んだとしても10万円には収まってくるのでおすすめです。
私の場合、10万円程度で写真データ500枚でした。
ここだと、6万円くらいでお願いできるみたいです >> 私たちの結婚式;会場での撮影依頼
ちなみに、とってもらった写真は勝手にアルバムになるわけではなくDVDなどでデータでもらえます。(納品まで1ヶ月位)
これを自分でフォトアルバムにすれば、一冊3000円でなかなか良いクオリティにできます。
実際に私も使いましたが、ここが安くて、早かったのでおすすめです。データを1度作ってしまえばその後同じのを印刷するのは発注だけで良いので簡単です。両家の両親とお互いの祖母にもおくりました。
気持ちの持ち方【用意周到、完璧じゃなくたって大丈夫】
まずは自分たちが楽しむことが重要
ネットを見るとどうしても結婚式の準備で苦しんでいる方が多いように見えます。
2人の一大イベントでありながら、ここまでご紹介してきた通りなかなか膨大な作業量が存在します。
2人の温度感が合わないことも多々あるでしょう。
そんなときは、まずは、手を抜いてもいいところ、お金をかけて時間をかけないところを理解して、楽しめるところをしっかりとやっていきましょう。
楽しくなければ結婚式、披露宴をやらない決断もありかもしれません。誰がなんと言おうと二人が主役です。
完璧じゃなくても問題なし。誰かが助けてくれる
実際はやってみると自分自身、失敗したところ、時間切れでちゃんとできなかったところも多数ありました。
ただ、ゲストの皆さんはそんなことは気にせず、祝福してくれます。当日になったら特に、楽しむことを優先に緊張感を持ちながらその瞬間瞬間を味合うえばよいのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、結婚式の準備に必要な時間はどれくらいかかるのかという点に関して、外注できるところはしてしまい時間的な余裕を作り、より楽しい幸せな結婚式・披露宴にできる方法についてご紹介しました。
本記事が少しでもお役に立ち、お二人の幸せ結婚式、披露宴実現することを願っております!
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