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格安スマホおすすめ会社【選び方】

格安スマホおすすめ会社【選び方】

疑問を持つ女性
格安スマホの会社ってあるけど、結局どこがいいの?

疑問を持つ男性
安いから、なにか裏があるんじゃないの?

女性
調べてみたけど、色々書いてあって結局よくわからない

流行りの格安スマホについて、情報がたくさんありすぎて未だに、これまでと同じまま継続をし続けていませんか?

そんな方にできるだけ簡単に、わかりやすく、格安スマホ会社の選び方をご紹介します。
細かいことまで知り尽くす必要はないですが、せっかく契約して格安スマホデビューしたのに、思っていたのと違うなんてことにならないように、各社を比較するためにも必要な知識に関して理解した上で、後悔しない選択をしましょう。

 

格安スマホのおすすめの会社【何を基準に選ぶか】

格安スマホ、沢山ありますがおすすめをご紹介する前にまずはじめにはっきりさせておく必要があることがあります。

それは、「なぜ、格安スマホを考えているのか」です。

物件を選ぶときも、「駅ちか」がいいのか「広さ」が重要なのか、それとも「家賃」なのかの優先順位を決めていると思います。
格安スマホを選ぶ際も、自分自身が何を一番求めているのか、何は譲れて何が譲れないのか。その点をはっきりさせるとより選ぶことが簡単になります。

結果的に、今ご利用中の会社が一番良かった。ということもあることでしょう。それも含めて、選択です。高いから良い、安いから悪いというわけではないですが、安いものには理由があります。安い理由が自分の優先順位より低ければ選ぶ理由になります。

しっかり、ご自身の優先順位をイメージして行きましょう。

格安スマホと3大キャリア(docomo, au, softbank)の違い

格安スマホと3大キャリアの大きな違い、それは、3大キャリアはこれまで回線、端末、サポートまで一貫してまるっとおいくらでプランが提供されてきました。
それに対して、格安スマホは回線や端末、サポート、ましてやインターネットと電話のプランなどあらゆるものをバラバラにして、お客さんの選択に合わせたプランにしています。
これにより、取捨選択することで、必要ないサービスが抱き合わされることなくお客さん自身が選んで安く抑えることができます。
逆に、全部入にすると3大キャリアよりも高くついてしまう。なんてこともあるので注意が必要です。

また、よく言われるのは3大キャリアは設備投資をしているから高い。という点ですが、これは一理ありつつも、それが全てではありません。なぜなら3大キャリアは合計で年間数兆円の利益を出し続けています。

格安スマホの仕組み

格安スマホ各社は、概ね同じ仕組みで運営されておりその中で付加価値をつけたり、何かに特化したり、自社グループ内の別のサービスと連携するなどして差別化をそれぞれ図っています。
逆に料金一本で頑張っている会社はじきにどこか大きい場所に買収吸収されることになるでしょう。(すでに、FreetelとDMMは楽天に買収されました。LINEモバイルはソフトバンクと事業提携し、BIGLOBEはKDDIグループ入りしています)

格安スマホには主に以下の点で差があります。

ポイント

・回線の種類
・通信速度
・通信容量
・電話番号
・店舗があるか
・サポートが有料か無料か

回線の種類

各社は3大キャリアのいずれかから、回線を帯域(道路)ごとに月々で借り、それをユーザーに提供しています。docomo, au, softbankの3社が持つぞれぞれの電波/基地局を利用するので、「電波が入りやすい、入りくい」の差がここに生まれます。

通信速度

3大キャリアから借りた帯域の幅に対してユーザー数が多いと速度が遅くなり、ユーザー数が少ないと速くなります。これは時間帯により常に変動しています。混み合うと渋滞する道路と同じです。各格安スマホ会社は、この混み合う時間帯のユーザー数を予想し帯域の調整を行っています。ここが大きく各社の品質の差として見えてくる部分でしょう。

通信容量

巷でよく聞く「ギガ」が減った、というときの容量のことです。通信速度とは別に、多くの会社で一定期間のデータ通信容量を定め、その容量に応じて料金を分けていることが多いです。ここが皆さん分かりづらいところだと思います。
また、道路の話で行くと、例えば運送会社に月額料金3000円で月10個まで荷物を届け放題のサービスがあったとしましょう。ここで言うところの「10個」が容量です。
格安スマホでは、1月あたり、○ギガのデータ(動画やLINEのメッセージ、ゲームのデータなど)を○円で運びますよと定めています。

※格安スマホが登場してから3大キャリアも容量ごとの料金プランを増やしました

電話番号

格安スマホでは、090、080、070の番号を持たないことも可能なのが一般的です。(一部セットの会社もあります)
この電話番号は、格安スマホ会社があまりコントロールできる部分ではないため、通話料金がものすごく安くなることはありません。
(個別サービスで、通話料金を安くするオプションを提供している会社はあります

店舗があるか

3大キャリアの大きな特徴と、価格を押し上げている理由はズバリここでしょう。格安スマホ各社の多くは店舗を持ちません。契約もサポートもオンラインや電話のみというところが多いでしょう。
ただし、最近だと3大キャリアの店舗も人手不足、コストカットの波で予約制が出てきています。

サポートが有料か無料か

購入後のサポートに関しては、まるっと月額料金がかかる場合があります。また、基本的に端末のサポートはメーカーに直接問い合わせるケースが増えるでしょう。手厚いサポートを希望する場合、何をどこまで格安スマホ会社に求められるのかしっかり認識した上で選ぶ必要があります。

端末(たんまつ)/スマホについて

端末(たんまつ)/スマホについて
端末とは、スマホ本体のことを意味しています。3大キャリアでは、端末は割賦(分割)で購入することで、割引を2年間縛りで受けられる。事が多かったと思います。(今秋から、総務省の力によりルールが変わってくると思います)

一方で格安スマホ会社では、分割にせずとも安いスマホを購入できます。ピンきりですが安いものだと1万円台から、場合によっては1万円しないで購入可能です。だいたい3大キャリアだと6万円くらいの端末を分割で月2500円くらいで支払って払い切るというのが当たり前だったことを考えると、今まで一体何でそんな高級品を使っていたのかと思いますね。(この支払いに当てるために、通信料金から割引するシステムが当たり前でしたが、2017年頃からこれを廃止する流れが国によって進められています)

SIMフリースマホとは

SIMフリーという言葉を聞いたことがあると思います。これは一体なんなのか。
これまで3大キャリアは数年間自社にいてもらうために「縛り」を設けていました。その一つがSIMロックです。SIMロックとは、購入したキャリアの通信環境でしかその端末が動作しないようにすることです。6万円と高い端末を割り引いて販売しているのと、それに対して割引をしていたりするわけで、逃げられないようになっていました。

※国の方針により、SIMロック解除を義務付ける流れが生まれ3大キャリアで購入した端末も一定の手続きをとることでSIMフリーにすることができるようになってきました

SIMカードとは

SIMカード
ガラケー時代はあまり目にすることがありませんでしたが、通信のための情報を保持したICチップです。海外では端末とSIMカードが分離していることが一般的でしたが、日本では端末本体にSIMカードの機能も内蔵していました。これもまた、通信と端末が一緒にしか購入できなかった状態を生んでいました。最近はほぼすべてSIMが分離されています。(eSIMというのもありますが、これはまたいずれ別記事で)

SIMと端末の選び方

格安スマホが回線と端末両面で3大キャリに比べて安くなっていることがわかってきたと思います。
では、どのように契約するか。
多くの格安スマホ会社では、

メモ

1,SIMカードのみ契約して、端末は自分で用意する
2,SIMカードを契約するときに、端末も同じ会社で購入する


の2パターンに別れます。
2のほうが結果的に端末代が割り引かれたりキャンペーンがついたりすることが多いですが、初期費用としては端末代の選択肢がある分1の方が安くなるケースがあります。
1のパターンだった場合、手元の端末を使っても良いですし、中古屋で買うという手もあります。または、海外から個人輸入するということも可能です。
今手元にある端末をそのまま使うかどうかもはじめに考えておきましょう。

格安スマホ会社ごとの違い

格安スマホ会社ごとの違い
格安スマホの通信と端末について大体理解したところで、各社の差について具体的に確認していきましょう。
注意点は以下3つです。

メモ

・対応の電波
・速度
・通信容量

対応の電波

格安スマホ会社は、いずれも3大キャリアどれかの電波を借りています。
docomoの回線が一番多いですが、auやsofbank回線の選択肢も増えています。
この、電波において気をつけないといけないのは

ポイント

・ご利用のエリアで掴まないキャリアは選ばない
・端末自体がその電波に対応している


です。
docomoで契約していた端末を使う場合やその他のキャリアの端末をそのまま使うなどする場合は、もともと使っていたキャリアの電波を使っている格安スマホ会社のプランを選べば問題ありません。
中古屋などで購入する場合は、表記があると思いますので、そちらを確認してください。表記がない場合、調べる方法もありますが難しいので、今回は省略します。

速度

スマホで何をしたいかにもよりますが、速度については各社差が出るところなのでネットで口コミを探してみると良いでしょう。
ちなみに、ほぼすべての会社が8時、12時、18時頃は速度が落ちます。これは多くの人がスマホを使う時間帯だからです。通信のラッシュアワーですね。

このへんで評判が良いのは、
UQモバイルとYモバイルです。

ただ、UQはau、Yモバイルはソフトバンクのグループ会社なので、店舗があったり音声プランが抱き合わせの場合があったり3大キャリアに近い作りになっているため若干割高です。

通信容量

動画を沢山見る、PCでテザリングをして、エクセルだったりPDFなど大きなファイルの送受信がある、という場合は大きめの容量を選択しましょう

とはいえ、動画を1日必ず見ているなどない場合は、まずは小さめのプランにして安く始め、徐々に増やすということもできます。そういう点から、契約中の容量の変更が比較的簡単にできる会社がおすすめです。

格安スマホ一覧(一部)

格安スマホ戦国時代の今、ものすごい数の会社があります。ざっと調べただけ以下のような会社があります。
聞いたことがあるところからないところまで、多数あるかと思います。

社名 ブランドロゴ 対応回線
UQ Communications UQmobile
au
LINEモバイル LINEMOBILE docomoausoftbank
楽天
Rakutenmobile docomoau
ソフトバンク Ymobile softbank
インターネットイニシアティブ IIJmio docomoau
NTT Communications
OCNmobileONE docomo
ビックローブ Biglobemobile docomoau
ジュピターテレコム Jcommobile docomoau
日本通信 bmobile docomosoftbank
ユーネクスト Umobile docomoausoftbank
ドリーム・トレイン・インターネット
DTIsim docomo
オプテージ(旧ケイ・オプティコム) mineo docomoausoftbank
エキサイト
excitemobile docomo

データ通信のみ3GBの場合の比較

おすすめランキングは別記事に譲るとして、まずは目安として有名所の格安スマホ会社の3GBの容量でSMSありの、主な違いを回線ごとに一覧にしました。

※SMS(ショートメッセージサービス)とはLINEやfacebookなどなにかのサービスを使うときに本人認証を行うためによく使います。電話番号同士でメッセージを送るサービスです

まずは安くしたいという方はここからスタートするのが良いでしょう。SMSはついている方がおすすめなので、「あり」のプランで比較します。
ちなみに管理人はIIJ mioのdocomoプランを利用していますがデータ容量や通信速度についてそこまで気になることはありません。(人混みや、ラッシュアワーは多少遅くなる)各社ほぼ差がないので、何を重視するかで選ぶことが重要ですが、ここでは通信容量に対する月額料金、最低利用期間があるか、データくりこしができるかを比較しました。単純に比較すると、900円の3社が3GBSMSありのプランだとお手軽ですね。データ繰越はデータ容量が余った場合に翌月に繰り越せる機能です。

【docomo回線】

ブランド名 月額料金 最低利用期間 データ繰越
IIJ mio 900円 利用開始日の翌月末日 あり
u-mobile 900円 なし なし
J:COM MOBILE 900円 なし あり
DTI SIM
990円 なし 7ヶ月目からあり
exciteモバイル
1,010円 なし なし
楽天モバイル
1,020円 なし あり
ビックローブ 1,020円 なし あり
mineo 1,020円 なし あり
LINE mobile 1,110円 なし あり
b-mobile 1290円〜※1 あり なし

※1 音声番号付帯必須
※2019年9月時点各社HPを参考に当サイト調べ
※税抜き価格
※キャンペーン価格ではなく、通常価格を掲載
※最新情報は各社のHPをご確認ください

【au回線】

ブランド名 月額料金 最低利用期間 データ繰越
IIJ mio 900円 利用開始日の翌月末日 あり
u-mobile 900円 なし なし
Jcom 900円 なし あり
UQ mobile 980円 なし あり
楽天モバイル
1,020円 なし あり
ビックローブ 1,020円 なし あり
mineo 1,020円 なし あり
LINE MOBILE 1,110円 なし あり

※2019年9月時点各社HPを参考に当サイト調べ
※税抜き価格
※キャンペーン価格ではなく、通常価格を掲載
※最新情報は各社のHPをご確認ください

【softbank回線】

ブランド名 月額料金 最低利用期間 データ繰越
LINE mobile 1,110円 なし あり
mineo 1,180円 なし あり
b-mobile 1,690円※1 あり なし
Ymobile 1,980円(1年目)
2,980円(2年目以降)※1
あり なし

※1 音声番号付帯必須
※2019年9月時点各社HPを参考に当サイト調べ
※税抜き価格
※キャンペーン価格ではなく、通常価格を掲載
※最新情報は各社のHPをご確認ください

まとめ

今回は格安スマホ会社のおすすめを見極めるための選び方に関して特にご紹介してきました。各社価格での勝負は難しい状況にあることが見て取れたかと思います。
繰り返しになりますが、大切なのはご自身で何を譲れなくて、何を譲ってもよいかをしっかり考えた上で、吟味し決めることです。

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