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FIELDOOR フィールドキャンプドーム200 使用感レビュー!【夫婦2人キャンプ】
FIELDOORの「FIELD CAMP DOME200(フィールドキャンプドーム200)」をついに購入しました。
私たちが2人キャンプの記念すべき初テントです。しかし、これを選ぶまでには実は紆余曲折ありました。
その詳細は後ほどお話するとして、、
私たちが今回購入にあたってこだわったポイントはこちらです。
購入のポイント
・まずは手を出しやすい価格(とにかくキャンプをやってみたい)
・組み立てが簡単
・しかし機能も最低限は備えていて欲しい
とにかくまずは試してみること。そして続けているうちに自分の好みも段々見えてくるでしょう。
つまり、低価格なものから始めてみよう。というのが今回のテント選びの趣旨です。
そして、その結果出会ったのがこのFIELDOORの「FIELD CAMP DOME200(フィールドキャンプドーム200)」です。
結論として、このテントには大満足しています。
私たちの2人キャンプの目的には少なくともぴったりハマりました。今回は「FIELD CAMP DOME200(フィールドキャンプドーム200)」のどんなところが私たちによかったのかを紹介していこうと思います。これからこのテントを購入したいと思ってる方、とりあえずキャンプを低コストではじめたい方の参考になれば幸いです。
FIELDOOR フィールドキャンプドーム200の特徴
FIELDOORとは??
ではまずは、このFIELDOORというブランドについて知っていきましょう。
どこの国のブランドなのかな、と気になりますよね。
FIELDOORは株式会社クローバーという日本の会社の総合アウトドアブランドです。2002年に創業しているので、もうすぐ20周年と結構長くやっている会社です。
FIELDOORは
・テント
・タープ
・アウトドアファニチャー
・アウトドアアクセサリー
などなど、手ごろなお値段で品質のいい商品を展開しています。テントやタープのみならず、キャリーやベットマットなどテントで使える実用的なキャンプアイテムが揃っています。
ネット販売を中心にしており、amazonやYahoo、楽天などのECショップで購入することができます。
スペックは??
FIELDOOR フィールドキャンプドーム200の基本スペックは下記の通りです。
カラー |
ボルドー |
ライトグレー | |
ダークブラウン | |
サイズ | 本体サイズ : (約)325cm×205cm×135cm |
インナーサイズ : (約)200cm×200cm×125cm | |
収納時 : (約)φ18cm×60cm | |
重量 | (約)3kg |
材質 | フライシート : 68D 190T ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm以上 |
(出典:https://fieldoor.com/camptent/fieldcampdome200/)
※耐水圧は公式HPを見ると2,000mm以上とあるのですが、実際のテントの記載では1,500mm以上でした。
一言で言うと!
とにかく低コストで機能面が優れている。
まずはキャンプやってみたいけど、お金がかかりそうだし、なかなか踏み出せない。という方にはおすすめの一品です。
特に耐水圧は気にしていたポイントなので、このお値段でこのスペックのテントを購入できて満足しています。
FIELDOOR フィールドキャンプドーム200のおすすめポイント
おすすめ① 2人で組み立てやすい
2人で10~15分程度で設営できました。説明書をざっと目を通して設営方法を予習しておけば問題なく組み立てられます。
動画もあるので、参考までにどうぞ。
おすすめ② 2人キャンプにちょうどいい広さ
寝室と荷物を置くのにちょうどいい広さでした。
このテントはインナーサイズ : 200cm×200cmの3~4人用ドーム型テントです。
え?2人キャンプに3~4人用は大きすぎない?と思った方。
実はテントは2人キャンプだからと2人用テントを選んではいけない理由があるのです。
通常、防犯面から夜はギアや荷物をテントに収納して寝ることになります。つまり必ず荷物を置くスペースが必要になるのですが。2人テントだと、本当に2人が寝るスペースしかないので荷物が置けません。
2人キャンプであれば、2人+荷物分のスペースを加味してテント選びをしなければいけません。つまり3~4人用以上のテントを使用すれば荷物を置くスペースとと2人の寝るスペースが確保できます。
1人が寝るためのスペースが200cm×80cmくらいだと仮定して、2人なら200cm×160cmあれば寝るスペースの確保はOK。このテントの場合は残りの200cm×40cmは荷物が置けるということになります。
実際購入してみて、私たち2人はこのフィールドキャンプドーム200のサイズでぴったり荷物まで収納できました。
ポイント
蛇足ですが、南京錠の購入もおすすめします。せっかくテントに荷物を収容したのにいつでもテントを開けられる状態だと防犯にならないです。
私たちも家にあった南京錠を1個もっていったのですが。テントの出入り口が前と後ろにあるので前方だけ施錠して後方は開けっ放しというちょっと間抜けな状態に…。
南京錠はかならず2個持っていきましょう
このようなワイヤータイプでダイヤル式が使いやすいのでおすすめです。
テントの中にコットを置きたい方はでも、2つは十分入れることはできると思います。ただし少しテントを押す形になるかもしれないので、余裕をもってテントをもうワンサイズ大きくしてもよさそうです。(フィールドキャンプドーム300やコンフォートキャンプドーム250も検討の余地ありです)
おすすめ➂ 高い耐水圧
フィールドキャンプドーム200の耐水圧は1,500mm以上です。
耐水圧とは生地にしみこもうとする水の圧力に対する防水性を示す指数です。
耐水圧が低いテントは天気が良ければ問題ないですが、激しい雨の場合は危険です。
キャンプ場は1ヶ月前には予約をとっておかないと宿泊できないところも少なくありません。1ヶ月前に当日の天気を完全に読むことはできないので、リスクがあります。
予約した日が雨だったとしても十分な耐水圧があるテントであれば、当日雨がテントにしみてしまって折角のキャンプが雨の対応に追われて楽しめなかった、なんてことはありません。
耐水圧1500mmであれば大雨でもかなり耐えられるので、この基準を満たしているテントを選択することをおすすめします。
このテントであれば雨を心配しすぎて眠れないなんてこともありません。
おすすめ④ 1万円を切る低価格
予算1万円前後で買えるテントを探していたのですが、このフィールドキャンプドーム200の購入価格は8,250円(税込)でした。
FIELDOORさん安すぎませんか??購入を検討していたコールマンやスノーピークのドーム型テントが2万円〜3万円を超えてくる価格であることに比べるとお値段は半額以下です。
また、同じくFIELDOORのフィールドキャンプドーム300やコンフォートキャンプドーム250も1万4千円くらいするので、そこと比較しても安いです。
デメリット
唯一のデメリットはあまり色がかわいいものがないことです。私たちが購入したときはライトグレーとダークブラウンしかなかったので、アースカラーのダークブラウンを購入しました。しかし、実際キャンプ場に行ってみると周りのテントがカラフルで、もう少し色味のあるテントでもよかったかなぁと思いました。
FIELDOOR フィールドキャンプドーム200と一緒に購入すべきもの
グランドシート
グランドシートとは、テントの下に敷くシートのことをいいます。(素材はブルーシートみたいなかんじ)
テントの底に敷くので、岩場に設営したらテントが破れてしまったり、雨が降った際にテントが浸水してしまったりすることを防いでくれます。
また、地面からの冷気も防いでくれるので寝ているときに底冷え予防にも使えます。更には撤収時にテントに汚れがつかないのでグランドシートのみ汚れを取り除けばOK。
雨水や夜露がテント内に入ってこないようにテントのサイズのひとまわり小さいサイズを選ぶのがセオリーです。我が家は200×200のテントに192×192のグランドシートを利用しています。
ちなみに購入したグランドシートはこちらです。
タープ
タープとは、雨や日差しを避けて快適に自然の中で過ごすことができるキャンプギアです。テントを寝室、タープをリビングと見立てて使用します。
タープにはアレンジの種類が豊富なヘキサタープ、設営の種類が豊富なワンタッチタープなど様々な種類があります。
ちなみに私が所有しているのはヘキサタープです。近所の市民公園(設営が許可されている公園)でタープだけ設営してお手軽キャンプ気分も味わえるので1個もっておくとキャンプの楽しみ方の幅が広がります。
ペグ
ペグとは、テントやタープが風で飛ばされないように地面に固定する杭です。テントやタープの紐や穴に引っ掛けて使用します。
フィールドキャンプドーム200には、Yペグがついてきますが風が強かったり、地面が硬い土だと壊れてしまったりそもそも刺さらないとうこともあります。
事前にこれから行くキャンプ場のペグの打ちやすさを調べておき、適切なペグをテントとタープで使用する分揃えておきましょう。
私が所有しているのは「鍛造ペグ」と大きいサイズの「Yペグ」の2種類です。鍛造ペグは重いけど最強説があります。
私の場合は実際に刺してみると思ったより刺さらなかった、ということもあるので(刺し方が下手なだけかもしれませんが)実際訪れた際にある程度の不具合に対応可能なように2種類信頼できるペグがあると安心です。
ペグのサイズはテントには20cm前後、タープには30~40cm、砂場など柔らかい土の場合50mなど使い分けが必要ですので、購入の際はテント用に何本、タープ用に何本と計算するのをお忘れなく。
ポール
テントのキャノピーを利用する場合、ポールが必要になります。タープがあればこれは代替できるので、タープかテントどちらかように最低2本持っておくことをおすすめします。
ちなみにタープで使うポールはメインポールとサブポールのふたつがあり、メインポールはテントの重さ、悪天候の際に耐えられる強度が求められます。
材質や太さからメインで使えるしっかりとしたポールを選びましょう。購入したタープに付随している場合もありますが、購入するタープのレビューなどでポールが不安という表現があった場合は別途購入を検討しましょう。
私は「FIELDOOR」の極太アルミポールを購入して愛用しています。
まとめ
低コスト、機能重視、2人までのキャンプの方におすすめのテントがフィールドキャンプドーム200です。
お値段は8,250円(税込)で私たちは楽天で購入しました。いまは幅広い価格で低価格なテントも発売しているので他にもいいテントはありましたが、私たち2人のキャンプにはこのテントが今のところベストです。
これから購入を検討している方の用途によって欲しいテントは異なると思いますが、私たちと同じような使い方の方にはおすすめのテントです。
FIELDOOR フィールドキャンプドーム200にたどり着くまで
最後にちょっとだけ小話です。フィールドキャンプドーム200を購入するまでの私たちの葛藤が知りたい方はそのまま読み進めてください。いやいや知りたいのは使用感や機能!小話は興味ないよ!という方はここまでで大丈夫です。
テントってテントの種類からお値段までピンからキリまであります。
機能やデザインも違えば、お値段も数千円で購入できるものもあれば十万円単位のものまで様々です。探せば探すほど、どれもよく見えてしまって結局どれがいいのかわからなくなります。
これが噂の「キャンプ沼」!!
本音を言うと、最初は下記の有名ブランドのエントリーモデルが欲しかった…!!!のですが(詳細は下記のリンクよりご覧ください)
コールマン、スノーピーク、ロゴス。どれも私たちのような素人でもとっつきやすいテントであり、ビジュアルもかわいかったり、カッコよかったりよく考えられています。一時期スノーピークのテントばかりインスタやブログで見て、あともう少しのところで購入ボタンを押すところまできてました。
しかし、本当にそれでいいのか。
貧乏性の私たち2人は理性をふり絞りブレーキをかけました。
テントだけならまだしも、そのあと購入を控えているキャンプギアは大量にあります。
テント一式をそろえて、なおかつランタン、テーブル、椅子、クッカー、寝袋などキャンプギアの細々としたものを買いそろえると値段が跳ね上がります。(購入したお道具リストはこちら)
しかもまだろくにキャンプをしたことがない状況です。ハイブランドの高いテントを買ってもハマるかどうかは未知数。1回使ってそのままタンスの肥やしになってしまう可能性もあります。
ハイブランドのテントは確かに気持ち爆上がりでしょう。その爆上がりのテンションのままハマる可能性はあります。とはいえ本気のキャンプアイテムを購入したもののハマれなかったときが怖い。
冒頭の購入のポイント
・まずは手を出しやすい価格(とにかくキャンプをやってみたい)
・組み立てが簡単
・しかし機能も最低限は備えていて欲しい
はこういった経緯から産まれたのです。
結果として「FIELDOOR フィールドキャンプドーム200」と出会えて、いまのキャンプの相棒になりました。
このテントを使ってこれからいろんなキャンプ場に遊びに行きたいと思います!
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