キャンプといえば、焚き火。アウトドアで開放された空間で火をみていると、いろいろな悩みも徐々に消えていきます。
初心者だから焚き火はやめておこうかな、危ない、心配だな。
道具もないし難しそう。揃えるのも高そう。
そう考えている方には是非まずは最低限の焚き火道具を揃えて、1回試してもいたく
本記事では焚き火を始めるのに必要な道具を10個紹介します。
※全部揃えなくても良いですし、100均のアイテムで揃えるのも問題ないです。
目次
焚き火に必要な道具10選【初心者でも低予算でまずは始めよう】
焚き火を始めるには、いくつか道具があることが望ましいです。
その中でも、私がおすすめする10個の道具をご紹介します。
焚き火には大きく分けて、4段階のフェーズがあります。
4段階のフェーズ
1,火を付ける前の準備
2,火を付ける
3,火の面倒を見る
4,火の後片付けをする
それぞれのフェーズで、これらの10個の道具の出番がやってきます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
※焚き火のやり方位に関してはこちらも併せてご覧ください。
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火を付ける前の準備段階の道具
火を付ける前に、焚き火の準備をします。
キャンプ場ごとに直火がOKの場所やそうじゃないところなど様々ですが、
今回はオーソドックスな焚き火を始めるまえの道具の組合わせです。
【道具1】焚き火シート
土地を守るために炭や灰をその場所に残さないようにするのがマナーです。
直火がOKでない場合は必ず引いておくことをおすすめします。
【道具2】焚き火台
直火NGの場所で必須なのが焚き火台です。
様々な種類が出ており、利用人数や持ち歩きやすさ、安定感などで選ぶのが良いでしょう。
超コンパクトに折り畳めて軽量なピコグリル
ソロ〜2人くらいがちょうど良いサイズです。大きいサイズもあります。
ヘキサタイプのしっかりしたキャプテンスタッグの焚き火台
このサイズになると、最大人数は気にしなくても良いです。折り畳めますが、車ありきのサイズ感です。
直火とほぼ同じ焚き火を味わえるコールマンの焚き火台
大きな皿に足がついたようなタイプです。直火とほぼ同じスタイルなので、薪の組み方など自由度が高くなっています。
これもサイズは大きいので、車がおすすめです。
メッシュタイプの直火に近く空気の流れを作りやすいユニフレームの焚き火台
コールマンのディスクに近いですが、薪を置く場所がメッシュになっており、空気が下から抜けやすい構造になっています。薪が重いと多少たわんだりしますが、直火に近いスタイルの焚き火を楽しめます。
私は、ピコグリル風のコンパクトな焚き火台を使っています。
※こちらの商品は以下で詳しくご紹介しています。
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【道具3】薪または炭
火をつけるための燃料です。
木を短く切ったものが薪です。火の付きやすさなどで差があります。
キャンプ場で買うか、ホームセンターで買うか、ネットで買うかいくつか選択肢があります。
選ぶ上で大切なのは、「乾燥している」ことです。
火の付きやすさでは、針葉樹→広葉樹ですが、火の持ち時間は逆に早く→遅くなります。
○針葉樹
○広葉樹
また、料理をするのには炭がおすすめです。
炭の場合、薪に比べ火が安定することと、すすが出づらくクッカーやフライパンなどが黒く汚れづらいです。
ただ焚き火の醍醐味を味わうには、是非薪を使った焚き火を体験していただきたいですね。
【道具4】斧/ナイフ/ナタ
火はいきなり大きな薪にはつきません。
小さい燃えやすい焚きつけようの薪を作る必要があります。
焚付用のすでに小さく小割された木材も売っていますが、余裕があれば、斧やナタ、ナイフなどを買い自ら大きめの薪を小さくして見るもの、キャンプの楽しみ方の1つです。
火を付ける道具
焚き火の準備ができたら、いよいよ火をつけます。
初心者の方におすすめなのは、まずは簡単に火つける体験ができるような道具を利用することです。
徐々に「不便を楽しむ」のが良いでしょう。火をつけるための道具はその楽しみ方のバリエーション分、種類が多くあります。
【道具5】ファイヤースターター(別名メタルマッチ)/ファイヤーラーター/トーチ
着火させる道具の種類は豊富です。
簡単なものから紹介します。
トーチ
ガスで充填するタイプの、小型のトーチです。ライターよりも火の威力があるので、風が強いときなどでも着火させるのが簡単です。
もちろん、ライターやチャッカマンでも代用可能ですが、持っている事自体がかっこよく見えてしまう焚き火道具です。
ファイヤーライター
燃焼時間が長く安定した大型のマッチです。使い方は基本マッチと同じです。先端部分をこすって火をつけます。
ファイヤースターター(別名メタルマッチ)
キャンプをするなら一度は使いたいのが、このファイヤースターターでしょう。
金属をこすって火花を飛ばす道具です。火そのものが出る道具ではないので、難易度は上がりますが、火がついたときの喜びは、その後の焚き火の達成感に直結するので是非使ってみてください。
【道具6】着火剤または麻ひも/松ぼっくり/木の皮
火をつけるための焚付用の道具もいくつかあります。自然のものでも十分なところはありますが、これも初心者の方にはまずは、火がつきやすいものからチャレンジしていただくのがおすすめです。
着火剤
灯油を染み込ませたタイプの着火剤は、火力も強く長持ちするのでおすすめです。
ただ、注意点としては、一度開けると灯油の匂いがかなり強いので、入れる場所には注意をしてください。ジップロック等に入れることをおすすめします。
麻ひも/松ぼっくり/木の皮
キャンプ場によっては、自然の着火剤が沢山落ちています。松ぼっくりや木の皮がある場合は、それを着火剤代わりにしても、十分火は起こせます。
ファイヤースターターを使うのであれば、麻ひもがおすすめです。麻ひもはほぐして使ってください。
【道具7】耐火グローブ
焚き火は火を扱います。火はもちろん熱いので、耐火グローブは必需品です。
火の面倒を見るための道具
火がついたら、面倒をみる必要があります。
焚き火においてこの面倒を見るのが一番重要だったりします。
放っておくとすぐ火は消えてしまいます。
焚き火の面倒を見るための道具は大きく2つあります。
【道具8】火ばさみまたはトング
火がつくと直接手で触るのは危険です。火ばさみやトングで移動しましょう。
焚き火において、空気の流れはとても重要です。下から上に空気がしっかり流れるように、必要に応じてこの道具で薪の位置を移動させましょう。
【道具9】火吹き棒
空気がうまく遠ていればあまり必要はないですが、火力をアップしたいときや、火のつきがあまり良くない時に使えるように持っておくと良いでしょう。
熱がこもって赤くなっているところに集中的に空気を送ると火が出ます。
火の後片付けをする道具
最後に、焚き火を終えるときは、しっかりと火の後始末をする必要があります。
道具がなくても、じっくり火が消えきるのを待つのも可能です。
ただ、そこまで時間がない時は、道具を使うことで時短になります。
【道具10】火消しつぼ
火消しつぼは、薪や炭を入れる密閉できる入れ物で、空気が薪や炭に当たらないようにすることで沈下を早めます。
1つ持っておくと、急いで火を消さないといけない時に便利です。
※ちなみにこちらは、火起こしにも使えます。
まとめ
今回は焚き火に必要な道具10選として、焚き火道具を紹介してきました。
皆さんの焚き火のレベルによって、様々な道具を使い分け、そのタイミングで最高の焚き火を楽しんでもらえれば嬉しいです。
最後に、火のつけやすさ順に並べたおすすめの組み合わせを載せておきます。
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